部分日食
2019年1月6日の部分日食を撮影し、合成してみました。
こうして見てみると、太陽の欠け方がよくわかります。今回の日食は部分日食であったので、よりズームして1枚の写真単体として撮影するより面白い写真にできたかなと思います。
撮影方法としては
1 太陽の動きをシミュレートできるアプリを用いて画角を決める。
今回はスマートステラというアプリを使いました。
2 カメラにNDフィルターを装着して、カメラに入る光の量を減らす
カメラをそのまま太陽のほうに向けると、カメラのセンサー部に太陽の光が集中してカメラの故障の原因となる。必ずレンズの前にNDフィルターという減光用のフィルターを装着して、光量を抑える。
今回は、ND8とND1000のフィルターを併用した。
こちらを使用
(参考)
3 ファインダーではなく、モニターを見ながら構図を決める(重要)
一眼レフカメラの人は、普段の撮影と同じようにファインダーを覗き込むと、ファインダーに集光された光で失明してしまう危険性がある。NDフィルターはあくまでもカメラ用のフィルターであり、人の目には有害な光線が含まれている。必ずモニターで構図を決める。
4 試し撮りしながら露出を決める
日食の欠ける量などによっても露出は異なってくるので、調整しながら露出を決めていく。
(今回の設定)
F22,SS1/2500,ISO100,85mm(35mm換算127mm)
5 一定時間ごとに連続撮影する
今回の合成では、4分間隔で撮影した画像を合成した。画角や太陽の角度などに応じて調整。
6 撮った写真を合成する
今回はPhotoshop Elementsを用いて合成した。レイヤーで画像を挿入してから、比較明合成(透明度100%)を選択する。
(参考)